今回もアニメ「氷菓」の独自の感想と評価について書いていこうと思います。
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しかし、まず前回の投稿に際して、謝らなければいけないことがあります。前回評価させていただいた「大罪を犯す」と「正体見たり」はOVAではなく、実際に文庫「遠まわりする雛」のお話でした。作者や京都アニメーションさん、それに関わった皆様、本当に申し訳ないです。
さ!気を取り直して感想と評価していきまーす。
第8話から第11話
「愚者のエンドロール」
この章の内容は、文化祭でのあるクラスの出し物である映画の結末が作者が倒れたことで、その結末、つまり作者の真意を古典部(特に奉太郎)が探るというお話である。
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この章の見どころと言えば、やはり主人公である奉太郎の活躍だろう。だが、今回に関しては、奉太郎の活躍というよりは、ポジティブに言うと成長、ネガティブに言うと失敗だろう。
特に奉太郎が結末を完成させた後の古典部のみんなと入須先輩との絡み。前回、紹介したお話とは違う緊迫感のある雰囲気でした。それぞれが奉太郎の推理を否定する場面は圧巻でした。
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摩耶花はザイルを使用していないと物理的に否定。
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ここでもそれぞれのキャラに合った否定の仕方を用いているところは、さすがの一言です。
そして、作者の真意に気づいた奉太郎は、入須先輩を問い詰め、怒りをあらわにしていました。この怒りは、おそらく入須先輩にもそうだが、自分にも向けているのだろう。
あんまりネタバレをしてしまうと、これから見る人につまらない感情を抱かせてしまうのでこれくらいにする。
要するに、今回は折木ファンにとっては重要な神回だったと思う。奉太郎の様々な感情がよく反映されており、結果としてどのような結末、作者の真意だけでなく、この章を終えた時の奉太郎の感情についてもじっくり楽しんでほしい。
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拙い独自感想・評価でしたが、今回はこの辺で締めくくりたいと思います。次回は、ついに文化祭である「クドリャフカの順番」について書いていこうと思います。
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